社会福祉法人 甲山福祉センター 安井保育園・夙川さくらんぼ保育園  |  兵庫 西宮市

事業報告・決算状況

安井保育園TOP > 事業報告・決算状況

平成28年度事業報告

1.はじめに

 今年度は国をあげて待機児解消と保育士不足の対策について様々な取り組みが行われました。また社会福祉法改正に伴い「国民にたいする説明責任」や「地域貢献」などが求められるようになりました。そのような施策の基、安井保育園では地域の状況を把握しながら、待機児解消に向け一年間を通して最大限の受け入れを維持することができました。地域の需要の高い子育て支援や一時預かり保育については、今年度からスタートさせた夙川さくら保育園と連携を取り、保育を必要とされる保護者に柔軟に対応していくことができました。
 又、今年度は第三者評価を受審し、保育内容、運営、管理を見直す機会となり保育内容の充実を図りました。保護者には受審することに対して理解を頂き、アンケートへの協力依頼や、受審結果を伝える等保育園の取り組みを理解していただけるよう心がけました。今後の保育に活かす課題も明確になり、園内研修等を通して職員全体で質の向上に取り組んでいます。
 夙川さくらんぼ保育園は、今年度初めて実習生を受け入れることができました。又、本園と連携を取りながら園庭での遊びを充実させ、2歳児交流なども積極的に取り組みました。

2.事業報告

1)施設を利用される保護者と手を携え、保育園の独自性を活かした施設運営を行います

(ア)安井保育園は最大受入れ数を108名(定員90名)、利用率120%とします。0,1,2歳児クラスは担任間で連携を取りながら少人数での担当制保育を行います。3歳児クラスは2名の保育士を配置し、生活面の自立に向け丁寧に保育をしていきます。

 ⇒年間を通して108名、利用率120%を推移しました。保育園の保育の特色を(大切にしていること)機会をとらえ保護者に伝えるとともに、保護者アンケートなどでの要望を受け、満足し安心して預けて頂ける保育運営を心がけました。

安井保育園利用状況  定員【90名】 予算月平均利用者数【108名】 予算利用率【120%】

年齢 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均 前年度
0 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 11.3
1・2 38 38 38 38 38 38 38 38 38 38 38 38 38 37
3 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 19
4・5 38 38 38 38 38 38 38 38 38 38 38 38 38 38
合計 108 108 108 108 108 108 108 108 108 108 108 108 108 105.3
利用率 120 120 120 120 120 120 120 120 120 120 120 120 120 117.4

 ⇒3園で年末年始の保育についてのアンケートを取りました。
12月29日の保育を必要と希望される方が安井保育園は37% 夙川さくらんぼ保育園は28%という結果でした。この結果を踏まえ今後の取り組みについて3園で検討していきます。

(イ)夙川さくらんぼ保育園は最大受け入れ数を22名(定員20名)、予算利用率110パーセントとします。

 ⇒1・2歳児は途中入退園が何度かあり、平均利用率は107%でした。
卒園児(2歳児)は8名で3歳児クラスヘ転園を希望する7名中、安井保育園に1名、夙川さくら保育園に6名が入園することができました。

夙川さくらんぼ保育園利用状況  定員【20名】 予算月平均利用者数【22名】 予算利用率【110%】

年齢 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均 前年度
0 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6
1・2 15 15 15 16 16 16 16 16 15 15 15 15 15.4 16
合計 21 21 21 22 22 22 22 22 21 21 21 21 21.4 22
利用率 105 105 105 110 110 110 110 110 105 105 105 105 107 110

(ウ)看護師を配置し、3園で子どもの健康管理や保護者への医療面のサポートを行い、地域の子育て中の保護者にも健康面でアドバイス等の子育て支援を行います。

 ⇒9月から看護師を配置しました。3園間を行き来しながら、子どもの健康管理・安全のサポートを行っています。保育園での看護師の位置づけが定着しつつありますので、次年度は保育園独自の保健計画や健康管理計画を作成しきめ細かい健康管理を進めていきたいと考えています。

(エ)その他

 ⇒甲山福祉センター後援会より文化事業助成金をいただき2つの本園、分園合同で観劇会を行い、楽しいひと時を過ごすことができました。又、施設助成で安井保育園に避難車を夙川さくらんぼ保育園にままごと用レンジ付流し台を購入していただきました。

2)保育の質の向上のために

(ア)自己評価とヒヤリングを前期・後期に分けて実施研修計画に反映させます。

 ⇒年2回自己評価を行いました。前期の自己評価では後半に向けての課題を掲げ、後期の自己評価では次年度に学びたい研修内容等を文章化することで、保育力の向上につなげることができています。

(イ)新任研修、経験3年以内の正規、嘱託保育士、中堅保育士等、ステップアップ研修にのっとり研修を進めていきます。研修終了後は職員会議などで復命し、皆で学びあう機会を持ちます。

 ⇒研修計画にのっとった3園合同研修は計画的に実施することができました。

(ウ)就労時間内の研修や業務の軽減化を図るためのマニュアル作りをします。

 ⇒3園共通の保育業務のマニュアルが大枠でできました。
又、今年度1月からICTシステムを導入しました。今後はこのシステムを活用して事務の軽減化を図りたいと考えています。

(エ)外部・内部からの保育実践指導を計画的に行い一人ひとりの持つ保育力を高めます。

 ⇒外部からの講師を招き、月1回保育指導を受けました。受けるにあたり、学びたい内容を出し合い保育士が主体的に参加できるようにしました。

(オ)第三者評価を受審し保育の質の向上に努めます。

 ⇒「一般財団法人 大阪保育運動センター」で保育所第三者評価を受審しました。
第三者評価を受審するにあたり、園の自己評価を全職員でチェックし、PDCAサイクルに基づき改善をし、保育の質の向上に向けた取り組みを行いました。

【職員研修】 受講人数

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
外部研修(西宮市) 0 1 3 10 3 1 3 3 1 7 4 1
外部研修(保育協会他) 9 12 14 10 2 6 3 3 0 10 2 1
法人研修 0 1 0 1 0 1 0 6 1 5 0 0
園内研修 8 20 21 23 0 12 13 11 26 28 4 12
   
3)子育て支援事業

(ア)地域の方々との世代間交流(高齢者、学生)を積極的に行います。

 ⇒地域の高齢者、小学校、北山学園、甲寿園、甲山高校、等地域の様々な方と交流する機会を持ちました。子どもたちは交流を楽しみにしており、様々な方とつながることの心地よさを感じ、思いやりの気持ちが育っているように感じます。

(イ)青少年愛護協議会を通して他団体と情報交換を行い、子育て支援の為の協力関係を築いていきます。

 ⇒保育園の近くにマンションが建つことで、大型トラックの通行が増え登降園の安全が心配されましたが、自治会、青少年愛護協議会などに状況を伝え協力していただいたことで、状況を回避することができました。

(ウ)地域子育て担当者が中心となり、地域のニーズを把握し、体験保育、育児講座、子育て教室、地域子育て新聞の発行、園庭開放等を積極的に行います。又、園行事への参加を積極的に呼びかけ、身近に保育園を感じていただけるよう連携を図ります。

 ⇒育児講座、子育て教室は保育士、栄養士、看護師等の専門性を地域にも還元できるような内容にしました。参加された保護者からは、子育ての参考になると好評でした。体験保育は一年間を通して0・1歳児クラスは受付日に定員が一杯になりますが、2歳児クラスの申し込みが少ない状況でした。地域の需要が少ないように思われますので、次年度は年齢幅を広げてみようと考えています。
総合相談センターのあいあい広場へ講師を派遣しました。

  

各事業の利用者(安井保育園)

  育児相談 体験保育 短期
体験保育
子育て教室 育児講座 子育て
情報誌
園庭開放
4月 2件           27名
5月 2件         250部 76名
6月 2件   5組
(10名)
  「親子で楽しむ手遊び
ふれあい遊び」
18組(37名)
  41名
7月 1件   5組
(10名)
「七夕まつり」
7組(15名)
  250部 32名
8月 4件   6組
(13名)
      9名
9月 5件   10組
(20名)
「どろんこまつり」
9組(19名)
「離乳食、作ってみよう」
22組(44名)
「わらべうた遊び」
9組(18名)
250部 19名
10月 4件 5組
(10名)
    「ミニミニ試食会」
10組(20人)
「体を使って遊ぼう」
18組(37名)
  10名
11月 3件 12組
(24名)
    「ベビーマッサージ」
5組(10人)
250部 71名
12月 0件 12組
(24名)
6組
(12名)
「クリスマス会」
7組(15名)
「親子クッキング・
さつま芋団子作り」
6組(13名)
  42名
1月 0件       「3B体操」
13組(28名)
250部 47名
2月 2件   6組
(12名)
「節分」
8組(17名)
    45名
3月 2件           69名
27件 29組
(58名)
38組
(77名)
31組
(66名)
101組
(207名)
1,250部 488名
4)安心・安全・快適な環境づくり

(ア)毎月の避難訓練計画の中に、消火訓練、不審者訓練、地震津波訓練を複数回入れあらゆる場面を想定した訓練を実施します。

 ⇒安井地区の防犯担当者や地域の方々に参加して頂き地震津波の合同避難訓練を行いました。当日は安井保育園の子ども達が夙川さくら保育園に避難しました。地域の方に災害の話を聞いた後、備蓄米のアルファー米と炊き出しの豚汁を一緒に食べました。

(イ)毎月、設備等の安全点検をいろいろな職員の目で安全確認を行います。又修理の必要な個所については、速やかに対応していきます。

(ウ)乳幼児突然死症候群(SIDS)や誤食、アレルギー除去対応マニュアルを活用し、定期的に研修会を開き事故防止の徹底化マニュアルを作成し、事故防止の徹底化を図ります。

(エ)各園の安全担当が中心になり、ヒヤリハットに基づく解決策等を共有し、事故防止を予測する力をつけていきます。

 ⇒(イ)(ウ)(エ)安全・危機管理担当者が中心となり、「想定される危険を検討し、リスクを減らしながら安全で豊かな経験をさせる」ことを念頭に置き安全確認を行うと共に、各行事のリスクをあげ、職員に周知しました。又SIDSについては定期的にマニュアルの読み合わせを行い、乳児クラスに掲示する等保護者への啓発を図りました。

(オ)設備・環境整備

安井保育園

 ①園庭南側の塀の取り替えを行いました。白い塀になり園庭の眺めが美しくなりました。又、これまでの塀より少し高くしたことで近隣への騒音防止になり、花壇も新たに整備したため近隣の方にも喜ばれています。

 ②排水管の高圧洗浄を行いました。

 ③園児用机、ロッカー等の老朽化した備品の買い替えを少しずつ行い、保育室内の環境が徐々に良くなっています。

夙川さくらんぼ保育園

 ①絵本、玩具、ままごと用レンジ付流し台等を整え保育室内の環境整備を図りました。

5)一時預かり事業

(ア)年間利用者数の目標を2,100名以上とします。

 ⇒一年間の利用者は目標を上回り、2,450名でした。登録の切り替えなどでストップしていた面接を4月半ばから開始しました。今年度も2歳児の利用希望者が多かったです。

(イ)予約等の業務の簡素化のため、平成27年11月より導入したソフトが少しずつ機能しています。2年目を迎え、利用者にとって活用しやすいように改善していきます。

 ⇒今年度の利用を始めるにあたり、ソフトの見直しをしました。それによりインターネットでの申し込みが定着化し、利用していただきやすくなりましたが、簡単に申し込みができるため、キャンセルの件数も多くなっています。

(ウ)一時保育の質の向上と事業内容充実のため、保育園全体でのバックアップと研修体制を充実させます。

 ⇒利用されている保護者の方への育児相談など園全体で受けるようにし、保護者に安心して預けて頂けるように心がけました。

一時預かり保育 利用状況

年齢 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 前年度
0歳児 1 5 13 3 2 12 8 15 16 15 24 22 136名 140名
1歳児 25 35 41 34 39 56 54 48 47 62 69 81 591名 614名
2歳児 79 96 126 105 77 116 102 112 93 86 97 69 1,158名 1,155名
3~5
歳児
64 33 26 69 109 37 43 38 43 24 14 65 565名 465名
合計 169 169 206 211 227 221 207 213 199 187 204 237 2,450名 2,374名

ページトップへ

平成28年度財務諸表

資金収支計算書・事業活動計算書・賃借対照表

ページトップへ